冨永愛子 Aiko Tominaga

冨永愛子にめぐり逢い、長年彼女の音楽指導に身を置くことができたことは、私にとってこれほどの喜びはない。彼女は若い世代の先駆けとしての才能をもっている。彼女の魅力は、熟達したスキルのみに裏付けされたものではなく、それを手段とする音楽性である。そのサウンドはまるで想い出の彼方から放たれる癒しの香気のようだ。

 ヘンリ・シーグフリードソン教授 (ピアニスト,ドイツ国立フォルクヴァンク芸術大学教授)

 

‟Seit mehreren Jahren habe ich die Freude, Aiko Tominaga zu kennen und musikalisch zu betreuen. Sie ist eine von den größten Talenten ihrer Generation. 

Aiko Tominaga zeigt ihr enormes Können und ihre Stilsicherheit. Sie zaubert betörende Lyrik hervor und bringt den Zuhörer in eine Märchenwelt. Dabei steht ihre versierte Technik nie im Vordergrund, sondern immer im Dienste der Musik. Tominagas Klänge sind wie wohltuende Düfte der Erinnerungen.

 Pianist, Prof. Henri Sigfridsson(Folkwang Universität der Künste, Essen)


神奈川県出身。

3歳より長沢あけみ氏指導のもと木下音感教育・ピアノを始める。

7歳でソリストとしてカペラ・クラコヴィエンシス「新しいピアノ・コンチェルトとの出逢い」東京公演出演。

9歳でかながわ音楽コンクール最優秀賞を受賞し、ソリストとして神奈川フィルハーモニー管弦楽団(故・榊原栄氏指揮)と共演。

ピティナ・ピアノコンペティションA2〜G級において全国大会出場、銀賞、王子賞、洗足学園前田賞、J.ルヴィエ特別賞等を受賞。

高校2年在学中の2004年第4回やまなし県民文化祭・音楽祭大賞&実賞受賞。

大学在学中の2008年第6回東京音楽コンクールピアノ部門で優勝。そのファイナルでは、渡邊一正氏指揮、日本フィルハーモニー交響楽団とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番を協演した。各誌上で「楽器の響きのツボを見事に捉えた音には意志があり、スケールの大きな音楽観と歌心。繊細で詩的な表現のテクニック等々、冨永の可能性は無尽蔵」「無垢で率直な感性とえぐるように鋭い感性が彼女の中に混在し、骨格や手にも恵まれている」等と評された。

 

東京音楽大学付属音楽教室、付属高校、同大学ピアノ演奏家コースを特待奨学生として学び、卒業後渡独。

(卒業時「卒業演奏会(トッパンホール)」、「日本ピアノ調律師協会新人演奏会(東京文化会館)」に出演。)

2014年ドイツ国立エッセン・フォルクヴァンク芸術大学プロフェッショナルパフォーマンスコース(マスター課程)を最優秀の成績で修了。

菊地麗子、東誠三、ヘンリ・シーグフリードソン、室内楽をヤツェク・クリムキエヴィチ、エフゲニー・シナイスキー各氏に師事。また、国内外のマスタークラス等でも多数の著名な音楽家より薫陶を受ける。

 

2008年『カワイ表参道サロンコンサートシリーズ』にてソロ・リサイタルデビュー。2010年『紀尾井ニュー・アーティスト・シリーズ』出演。

渡独後、デイア国際音楽祭(マヨルカ島)、コルスホルム音楽祭(フィンランド) 等に招かれ、ヨーロッパ各地でもリサイタルを行う。

2014年『東京音楽コンクール入賞者シリーズ』(東京文化会館小ホール)でソロリサイタルを開催し「音楽の友」誌上で「プリズムの光彩のように変化する音色、映像が浮かぶ表現力」等と評された。

2016年、斎藤雅広と仲間たち / 杉並公会堂・華麗なるピアノ3重弾!(ナミ・レコード)リリース。 

2018年デビュー10周年、初のソロ・アルバム「リラの花」(日本アコースティックレコーズ)をリリース。「レコード芸術」準特選盤に選ばれる。


ソリストとして、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ルーマニア国立ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団のほか、東京音大シンフォニーオケ、豊島区管弦楽団、上智大学管弦楽団、千代田フィル、葛飾フィル等との共演も重ねている。


室内楽奏者としても高く評価されており、著名奏者と数多く共演。BS-テレ東「おんがく交差点」、BS-TBS「山内惠介オーケストラコンサート」に出演し、ピアノ稽古・オケ中ピアノ伴奏を担当。

 

近年では、演奏活動と共に、全国各地で、ピティナ・ピアノコンペティション、日本バッハコンクール、ブルグミュラーコンクール等のコンクール審査員やアドヴァイザー、ラジオ番組・メディア出演等、幅広く活躍している。全日本ピアノ指導者協会演奏会員。


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